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HOME   »   駅伝・マラソン  »  [箱根駅伝2014] 東洋大学 2強対決を制す!
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 箱根駅伝2014は、駒澤大学と東洋大学の2強対決になると予想していました。そして、今季の出雲駅伝と全日本大学駅伝に連勝している駒澤の方が相当強いと考えていましたが、結果は東洋の圧勝でした。

 通算走破タイムは東洋・駒澤ともに11時間を切り、史上2・3位を記録する極めてレベルが高い対決でしたが、内容は東洋が駒澤を圧倒した形です。終始3位以下に大差を付ける完全な2強対決でありながら、駒澤に勝機がほとんど無かった点が、凄いところでしょうか。

 東洋の強さは、各ランナーの区間毎の個人成績に表れています。1区から10区までの東洋ランナーの順位を並べてみます。

[東洋大学] 3位→3位→1位→3位→1位⇒4位→1位→1位→4位→1位

 10の区間で、最も下位の個人成績が4位、3区・5区・7区・8区・10区で1位(区間賞)という驚異的な内容です。10の区間の半分の5つの区間で1位を取り、ブレーキ区間が皆無というのですから、ぶっちぎりの独走になるのが当然なのですが、往路では駒澤が59秒差という僅差で食い下がりました。駒澤の強さを示しています。

[駒澤大学] 2位→2位→3位→1位→3位⇒5位→3位→6位→2位→2位

 この駒澤の個人成績も、最も下位の成績が6位で、区間賞1、2位が4区間、3位が3区間と、素晴らしいという他は無い内容です。例年なら悠々と優勝できる成績ですが、2014年は東洋が居たということでしょう。ある意味では、不運とさえ感じます。

 駒澤としては、59秒差で臨んだ勝負どころの6区で差を広げられて、7区8区での東洋の連続区間賞で勝負を決められた形です。「復路の駒澤」は、その名の通り素晴らしい走りを展開した(駒澤史上最速の復路でした)にもかかわらず、東洋がそれを上回ったというのですから、東洋のレース振りは、全ての点で破格であったということになります。

 東洋大学は2009年以降の6大会で4回の優勝ということですから、箱根駅伝の強豪校として定着しました。2009年から2012年までの4大会は、どうしても「柏原の5区・山登り」に注目が集まり、東洋=柏原といったイメージがありましたが、柏原選手が卒業した後も、2013年総合2位→2014年優勝と好成績を続けているのですから、これは本物です。

 優勝回数4回も、大東文化大学と並んで歴代8位となりました。鉄紺の東洋のユニフォームに憧れて入学してくる学生も増えていると思いますから、今後もシード権を守り続けていただき、「箱根における東洋の伝統」確立に結び付けて欲しいものです。

 今大会、何人かの東洋のランナーの腕には「1秒を削り出せ」という、酒井俊幸監督の言葉が記されていました。走破タイムが最も重要であるという「駅伝の本質」を見事に表している言葉だと思います。37歳の酒井監督ですから、まだ30年間位?は東洋大学の指揮が取れそうです。
 これからも、素晴らしいチームを創り続けていただきたいと思います。

 東洋大学駅伝チームの皆さん、おめでとうございました。見事なレースでした。
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箱根駅伝2014・東洋大学が2強対決を制して優勝!  
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