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HOME   »   アイスホッケー  »  [ソチ・オリンピック 5] 女子アイスホッケーには「ボディチェック」が無い?
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 日本女子アイスホッケーチーム「スマイル・ジャパン」の活躍もあって、ソチでは女子アイスホッケーを見る機会が多いと思います。

 予選リーグの試合を観ていて、少し気になっているのは、女子アイスホッケーでは男子と違い「ボディチェック」が許されていないと報道されている点です。

 試合を観ていても、確かに激しいボディチェックは行なわれていません。成る程とは思いましたが、

① ボディチェックが禁止されている状況下では、大型選手がキチンとボールコントロールをしながら前進すれば、これを止めることはできない。

 ということになってしまいます。体格面で劣る選手にとっては、勢いを付けてぶつかって行くボディチェック以外に、大きな選手の突進を止める方法が無いのですが、そのボディチェックが「反則」なのですから、対処方法が見当たらないことになります。

② フェンス際のぶつかり合いなどでも、大型選手に有利

 故意のボディチェックは反則ですが、試合の流れの中でぶつかる分には反則にはなりません。従って、試合中には体格の大きな選手が小柄な選手を吹っ飛ばすシーンが再三見られますが、反則は取られないのです。

 以上の点から、「現在の女子アイスホッケーでは、体が大きい選手の方が、相当有利」ということになります。

 翻って、今大会参加の各チームを観ると、体格面で優位にあるのはアメリカチームとカナダチームであり、おそらくこの両チームが金メダルの最有力チームであろうと思います。

 両チームとも、大型の中心選手がひとりでリンクを突進し、チャンスを作ります。スマイル・ジャパンならパスで繋ぐところを、単独での突破からチャンスメイクし、リバウンドを叩くといったシンプルな攻撃が、極めて効果的なのです。
 
 一方で、以前の女子サッカーを観ているような気分にもなりました。

 「なでしこ」も当初は、体の大きなアメリカチームやドイツチームと戦い、ヘディング攻撃などで再三痛い目に合いましたが、「パスサッカー」という対抗策を編み出し、そのレベルを上げて行くことで、互角の戦いが出来るようになりました。

 「スマイル」も、大柄な選手が多いチームに対する対抗策を構築している過程なのであろうと思います。
 予選リーグ緒戦で、惜しくもスウェーデンに0-1で敗れてしまいましたが、「世界トップクラスのチームと本気の勝負」が出来る機会は、そう多くはありません。対抗策を練りに練った上で、キッチリと実行して欲しいと思います。

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