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HOME   »   スケート  »  [ソチ・オリンピック 6] スケート王国オランダ 全開!
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 スケート王国オランダの勢いが止まりません。

 2月10日に行われた、スピードスケート男子500mでも1~3位を独占しました。「でも」というところが凄いところで、2月8日に行われた男子5000mでも1~3位を独占しているのです。

 オリンピック大会における表彰台独占というのは、どの競技においても驚異的なことで、滅多に見られるものではないのですが、同じ競技の3日間で2回達成しているのですから、その強さに脱帽するばかりです。

 日本の加藤条治・長島圭一郎の両選手も、その実力を十分に発揮しているのですが、オランダ勢の勢いには勝てませんでした。加藤・長島が負けたのではなく、オランダ勢が勝ったレースと言えます。
 加藤選手の「歯が立たなかった」、長島選手の「置いて行かれた感じ」というコメントが全てを物語っています。

 オランダ勢の滑りは、いずれも見事なものでしたが、特に素晴らしいと感じたのは、ヤン・スメーケンス選手(銀メダル)の1本目でした。
 冷静なスタートから、2つのコーナーを抜けて向こう正面の直線には行った時の迫力と、その直線での滑り。躍動する肉体の美しさと凄まじい加速、そして絶対スピードの高さに感動しました。現地で見ていれば、「スメーケンス選手の周辺の空気が強烈に圧縮される様子」を感じることが出来たでしょう。

 このスメーケンス選手の200m地点から300m地点にかけての100mは、世界のスピードスケート500m種目における、歴代最も速い100mの滑りではなかったか、と思います。鳥肌が立ちました。

 この滑りを見せられては、後続の選手達が力まない筈がありません。強烈な先制パンチでした。
 加藤・長島両選手の1本目スタート直後の100mに僅かに感じられた「力みと硬さ」の原因は、これなのかもしれません。この「突っ込み過ぎ」がゴール前50mの失速に結び付いたのでしょう。

 オランダチームは、2月9日に行われた女子3000mでも、イレーン・ビュスト選手が金メダルを獲得していますので、スピードスケート3種目で、金3個、銀2個、銅2個という見事な成績です。「運」など入り込む余地の無い、圧倒的勝利の連続です。
 
 「国技」だから強いなどと言っているようでは、オランダとの差は開くばかりでしょう。「国技」でもなかなか勝てない例は、我が国を始めとして世界中に沢山あります。ここは、オランダのスケートに敬意を表し、その強さの秘密を解き明かして、自国の強化に活かしていかなければなりません。
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