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HOME   »   MLB  »  [MLB2014] 背水の陣 上原浩治投手と田澤純一投手
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 MLB2013で大車輪の活躍を魅せ、ボストン・レッドソックスのワールドシリーズ制覇に大貢献した上原・田澤両投手のスプリングキャンプの様子が報じられています。

 2人とも順調な調整振りです。

 ワールドチャンピオンであるレッドソックスにとって、上原・田澤の日本人投手陣はブルペンの中核であり、2014年シーズンも欠くことが出来ない存在です。
 一方、上原・田澤両投手にとっても2014年は勝負の年だと思います。

 すっかりレギュラーに定着した両投手にとって何が勝負なのか、レギュラー定着に邁進した昨年よりは安心してシーズンを戦って行けるのではないか、とのご意見もあろうかと思いますが、そうでしょうか。

 まず、上原投手にとっては、「2013年の大活躍を2015年の年棒に反映させていく」ための勝負の年となります。
 テキサス・レンジャーズからボストン・レッドソックスに移籍する際の契約は、1年契約・年棒425万ドル+出来高というものでしたが、球団オプションとして「2年目も425万ドルで契約できる」という付帯条項がついていたのです。

 ご承知のように、昨年の上原投手の活躍は、レギュラーシーズン、地区シリーズ、リーグチャンピオンシップ、ワールドシリーズと継続したものであり、特にリーグチャンピオンシップではMVPを獲得しました。
 しかし、これだけの実績を上げながら、2014年の上原投手の年棒は上がらないのです。

 レッドソックスは、2014年も425万ドル(1ドル=100円とすれば4億2500万円)で上原投手に活躍してもらえるのですから、口の悪い米国メディアは「タダ同然で使える」と書きました。
 確かに、レンジャーズのダルビッシュ有・6年6000万ドル(1年1000万ドル=同10億円)、ヤンキースの田中将大・7年15500万ドル(1年2580万ドル=同25億8千万円)に比べれば、上原投手の年棒は低いという印象です。もちろん、先発とブルペンの違いはありますけれども、2013年シーズンの活躍を考慮すれば、本来はより高い年棒であるべきものが、契約のために「低く据え置かれている」感じなのです。

 上原投手にとっては、2013年の素晴らしい実績をキチンと2015年の年棒に反映させるためにも、2014年は2013年と同じくらいの活躍を目指していくのでしょうし、38歳の上原投手が常々コメントしている「40歳を過ぎてもメジャーで投げ続けたい」という夢の実現のためにも、失敗が許されないシーズンなのです。

 田澤投手の方は、2008年に「日本プロ野球NPBを経ずにMLBへの挑戦すること」を表明し、日本プロ野球界の大問題にまで発展してしまい、いわゆる「田澤ルール」が創られるに到った経緯、そして2009年以降故障をも乗り越えて着実に実力を蓄え、ついに2013年にブレイクした状況、そして、1年127万ドル(同1億2700万円)という契約の2015年における飛躍的レベルアップを目指すために、2014年は勝負の年なのです。

 日本人として、NPB経験無しで直接メジャー契約を締結した始めてのプレーヤーとして、様々な障害にぶつかってきた田澤投手が、3年という月日を費やして、2013年ついにメジャーに定着したのです。田澤投手の夢が叶ったシーズンだったのでしょう。
 
 とはいえ、現在27歳の田澤投手ですから、今後10年以上に渡ってMLBで投げ続けたいという目標を持っていると思いますし、2015年以降は「複数年契約」を勝ち取りたいとも考えていると思います。
2014年シーズンは、絶対に失敗できないシーズンなのです。

 3月17日現在、プレシーズンゲームで、上原投手は4試合に登板し無失点、ランナーも四球で出した1人だけという、相変わらずの「3分クッキング」投球を披露していますし、田澤投手も150kmを優に超えるストレートで押し捲る投球を展開しています。
 共に、仕上がりは順調なようです。

 セットアッパーとクローザーの2人の投手は、2014年も登板の機会が多く、私達日本のファンが眼にすることも多いことでしょう。
 上原浩治投手と田澤純一投手の大活躍を心から期待しています。

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