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HOME   »   MLB  »  MLBの観客席にはスーツ姿の人は居ない。
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 いつものようにMLBのテレビ放送を楽しんでいると、妻が「この試合は現地の平日の夜よね。いつも思うんだけど、メジャーリーグの観客にはスーツ姿の人は居ないのね」と言います。
 それから二人でテレビ画面を食い入るように見つめ、調べましたが、ついに一人もスーツ姿の観客を見つけることは出来ませんでした。

 確かに私も先月、巨人と広島の試合を観に行ったときには仕事着(スーツ姿)でした。会社の仕事が終わってから東京ドームに駆け付けたのです。日本のサラリーマンが平日、日本プロ野球NPBを球場で楽しむとすれば、仕事の服装で行くことも多いでしょう。

 一方、MLBのゲームではスーツ姿・仕事の服装の観客は「皆無」なのです。何だか、凄いことです。

 老若男女が居て、子供が多数いる点は、MLBもNPBも同じです。しかし服装が全く違うのです。
 MLBでは、ポロシャツかTシャツが多く、もちろん地元チームのユニフォームや地元チームカラーのTシャツの方も数多くいます。男女を問わずショーツパンツの方も多く、帽子を被っている方もたくさん見えます。
 この違いは、どこから来るのでしょうか。

① MLBの観客は、真に「ベースボールを楽しむため」にボールパークに出かけている。

 まさに「リゾート気分」なのではないかと感じます。ハワイなどのリゾート地における服装と似ているからです。ベースボールは、アメリカの人達の大きな楽しみの一つなのでしょう。存分に楽しむためには、仕事着は避けたいということかもしれません。
 また、あの観客席の中で「ひとりだけ仕事着」というのも、いたたまれない感じがします。

 そして、皆さんは思い思いに食事などを楽しみながら、ゲームに集中しています。
 例えば、フェリックス・ヘルナンデス投手やジャスティン・パーランダー投手、田中将大投手、ダルビッシュ有投手が2ストライクと打者を追い込むと「三振を期待して」大きな歓声・拍手が続きます。これはもう、いつものことです。一人一人の打者のカウントを観客が十分に把握している証拠です。

② ゲーム開始時刻の違い。

 MLBにおけるレギュラーシーズン平日のナイトゲームは、午後8時開始が多いようです。従って、「会社から一度自宅に戻って、ボールパークに向かうこと」ができるのではないでしょうか。時には、帰宅後家族を連れて行く場合もあるのでしょう。

 あるいは、会社のロッカーに「MLB観戦セット」が置いてあるのかもしれません。会社のロッカーでポロシャツとショーツパンツ、スニーカー等に着替えて、ボールパークに向かうこともありそうです。

 いずれにしても、午後8時開始というのは、慌てることなく着替え、「気分を変えて」ボールパークに向かうに十分な余裕をもたらしてくれるのでしょう。

 アメリカに限らず、ヨーロッパでもスポーツゲームの開始時刻は、日本より遅いケースが多いと思います。ヨーロッパ各国のサッカーのゲームは、春秋時期のナイトゲームなら「午後9時開始」が多いと思います。そもそも、ヨーロッパでは夕食=ディナーの開始時刻が通常午後9時頃ですから、それと同じような時刻にゲームが開始されるのです。「夜を存分に楽しむ」ということであり、「深夜になるのを全く厭わない」ということです。
 これは、我が国との生活習慣の違いから来ているのかもしれません。

 MLBにおいても、延長戦に入ると深夜0時前後までゲームが続くことがあります。あまり珍しいことでもありません。
 日本の常識では「家に帰れるのか」心配になりますが、ゲーム内容が拮抗している場合であれば、MLBの観客には「帰る気配」もありません。ゲームセットまでゲームを楽しみ、心底贔屓のチームを応援しているのです。

③ チケットが高額であること。

 これは①に含まれる話かもしれませんが、チケットが高額なのです。ヤンキースタジアムのネット裏席が@400ドル以上することは以前にも書きましたが、全体としてMLBはNPBよりチケットが高額で、それでも良いカードとなると入手困難なのです。

 「ようやく手に入れたチケット」でゲームを楽しむのであれば、思い切り楽しみたいと考えるのは、自然なことでしょう。

 MLBの観客は、思い思いの「リゾート地スタイル」でベースボールを存分に楽しみます。「その光景もMLBの一部」であることは、間違いありません。
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