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HOME   »   競馬  »  [競馬] ヴィクトリアマイル2014 注目馬
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 ヴィクトリアマイル競走は、唯一の古馬牝馬限定G1競走です。4歳以上の牝馬が、牝馬同士で覇を競う唯一のレースということですから、各馬の陣営は必勝を期して臨むことになりますし、いわゆる「強豪牝馬」が挙って挑戦するレースなのです。

 2014年5月18日に東京競馬場芝1600mコースで開催される第9回ヴィクトリアマイル競走にも、フルゲート18頭が出走してきました。クラシックホルダーを始めとする実績馬と上がり馬が入り乱れた構成となっています。

 このレースは1600mのマイル戦ですが、東京・府中の1600mコースですから、スピードと共にスタミナが必要です。
 2009年ウオッカ、2010年ブエナビスタ、2011年アパパネといった過去の優勝馬は、日本ダービーやオークスといった府中の2400mレースを勝っている馬達ですし、2012年のホエールキャプチャ、2013年のヴィルシーナもオークスで3着、2着と上位に食い込んでいますから、牝馬限定のヴィクトリアマイルに関しては、1600mの専門家より、より長い距離のG1レースで実績がある馬にチャンスがあるレースだと思います。

 さて、内枠から有力馬を見て行きましょう。

・1枠1番ストレイトガール
 フジキセキ産駒の5歳馬。最近の10戦で1着6回・2着3回・3着1回と安定した成績を残し、3着は前走のG1高松宮記念ということですから、本格化してきたということでしょう。但し、最近は1200mのレースに特化しています。府中の1600はキツイかもしれません。

・2枠3番デニムアンドルビー
 ディープインパクト産駒の4歳馬。前走のドバイシーマクラシックは良いところなく10着に敗れました。前々走のジャパンカップ2013でジェンティルドンナを鼻差まで追い詰めたレース振りは、東京コースへの適性を示すものでしたが、休み明け前走の内容が気になります。

・2枠4番メイショウマンボ
 スズカマンボ産駒の4歳馬。前走産経大阪杯はキズナの7着(8頭立て)と大敗を喫しました。一方で昨年のオークス、秋華賞、エリザベス女王杯のG1レース3勝は見事な実績です。休み明けの前走が、4歳になってからの成長不足と見るか、休み明けでまだパンとしていなかったと見るか、がポイントでしょう。

・3枠6番ラキシス
 ディープインパクト産駒の4歳馬。昨年のエリザベス女王杯の2着馬です。前走の中日新聞杯も牡馬相手に鼻差の2着と健闘しました。

・4枠8番スマートレイアー
 ディープインパクト産駒の4歳馬。このレース最大の上がり馬です。前走G2サンスポ杯阪神牝馬Sでウリウリやローブティサージュを僅差で抑えて初重賞勝ち、一番人気に応えました。コール前の追い込み脚の切れ味は抜群です。

・5枠9番ホエールキャプチャ
 クロフネ産駒の6歳馬。2012年のこのレースの勝ち馬。前走G3東京新聞杯は牡馬相手に快勝、3走前のG2府中牝馬Sも勝ちました。一時の不振から立ち直った感があります。

・5枠10番キャトルフィーユ
 ディープインパクト産駒の5歳馬。直近3走はいずれもG3重賞を2着と安定した成績です。格という面では少し苦しいかもしれません。

・7枠13番ケイアイエレガント
 キングカメハメハ産駒の5歳馬。前走G3福島牝馬Sを初重賞勝ちした上がり馬です。ディブインパクト産駒が多いこのレースで、キングカメハメハ産駒として意地を見せたいところでしょう。

・7枠14番ヴィルシーナ
 ディープインパクト産駒の5歳馬。昨年のこのレースで悲願のG1制覇を成し遂げましたが、その後のレースでは持ち味を発揮できていません。燃え尽きた感もありますが、東京コースでの実績は気になります。

・8枠16番ローブティサージュ
 ウォーエンブレム産駒の4歳馬。2012年のG1阪神JFの勝ち馬ですが、その後パッとしないレースが続いています。前走の阪神牝馬Sは僅差の3着と健闘しましたが、正直に言って、この馬の強さはG2レースで健闘するというレベルではなく、G1を圧勝するものでしたので、調子が回復しているとは言えないと思います。

・8枠17番フーラブライド
 ゴールドアリュール産駒の5歳馬。前走G3中山牝馬Sを勝ちました。3走前にG3愛知杯も制している上がり馬ですが、さすがにここでは苦しいかもしれません。

・8枠18番ウリウリ
 ディープインパクト産駒の4歳馬。直近2戦はG3を1着・G2を2着と、ようやく本格化の兆しです。素質馬ですから、大化けの可能性はあります。

 有力馬を見ていくと、ディープインパクト産駒の多さに驚きますが、「ディープの牝馬は走る」を証明しているということでしょう。

 さて、注目馬の選定です。

① 2枠4番メイショウマンボ
② 5枠9番ホエールキャプチャ
③ 2枠3番デニムアンドルビー

 以上の3頭に期待します。

 まず、格から見てG1を3つ取っているメイショウマンボは圧倒的です。前走は、休み明けで牡馬一線級とのレースでしたから、さすがに力負けしましたが、牝馬同士の戦いなら負けられないところでしょう。

 ホエールキャプチャは東京コースに適性がある上に、このレースの優勝経験もあります。調子も相当に戻ってきた様子ですから、ゴール前での粘り強い走りが見られそうです。

 デニムアンドルビーはドバイで厳しいレースを戦ってきましたから、精神面での成長が期待できます。G1レースの常連として、残り100mからの脚に期待します。

 スマートレイアーやケイアイエレガントといった上がり馬にもチャンスはあると思いますが、ここはG1レース常連馬の力を上位と見ました。

 2006年にヴィクトリアマイルが開始される際には「牝馬は早く引退して繁殖に入るべき」「いつまでもレースに出続けて故障でもしたらどうするんだ」といった、古馬牝馬限定G1創設への反対意見が、数多く出されたそうです。確かに一理あると思いますが、その後ウオッカやダイワスカーレット、ブエナビスタやジェンティルドンナといった牝馬たちが、牡馬と互角以上のレースを展開するに到って、「競走馬としての牝馬の能力」が見直されてきました。

 ヴィクトリアマイル競走の創設は正解だったのでしょう。

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