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HOME   »   サッカー  »  [ブラジルWC-8] マルセロ選手のオウンゴールで開幕!
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 4年に一度のサッカーの祭典、第20回FIFAワールドカップ・ブラジル大会が開幕しました。

 開幕戦は開催国ブラジルとクロアチアの対戦。グループAの戦いです。

 長い間、ワールドカップの開幕戦に開催国は登場しませんでした。登場するようになったのは、つい最近のことだと思いテレビ放送を聞いていましたら、2006年ドイツ大会から始まったとのこと。大会の有り様も、回を追う毎に変わっていくということでしょうか

 さて、サンパウロ・アレーナの7万人近い大観衆の前で、ゲームが始まりました。

 ゲーム序盤はブラジルチームがボールをキープしましたが、ゲーム内容はクロアチアのペース。両サイドからの攻撃、特に左サイドのオリッチ選手から、ゴール前に低く速いパスが供給されます。
 絶妙のコントロールですから、クロアチアにとってのチャンスが何回か訪れました。「クロアチアのゲーム」だと思ってみていると、前半11分オリッチ選手からゴール前に送られたパスをブラジルのマルセロ選手がオウンゴール!

 クロアチアが先制しました。

 「両サイドから低く速いパスを供給する」というクロアチアの戦術は徹底していて、この後もゲームを通して実行され続けていましたし、何回かチャンスにも結び付いていましたから、ゲーム戦術としては有効に機能していたということですし、その結果のギリギリのプレーの中から生まれたオウンゴールということですから、「クロアチアの立派な得点」ということでしょう。
 余裕のあるプレーで、マルセロ選手がオウンゴールすることは考えられないことですから。

 紙一重のプレーを見せるクロアチアに比べて、ブラジルチームはチャンスを作り出すことが出来ず、時間が経過します。
 ブラジルサッカーの攻撃の基本である「ドリブル」を抑え込むクロアチアの守備の戦術も有効に機能し続けました。ゲーム前の戦術立案・ゲームでの実行という点では、クロアチアチームが上回った形です。

 「自分達がやりたいプレーが出来ないとフラストレーションが溜まり乱暴なプレーが出てくる」のは、いつの時代のブラジルチームにも共通していますが、前半20分を過ぎて、ブラジルチームは相当イライラした様子になりました。
 27分にはネイマール選手が左手でクロアチアの選手の首を押して反則。西村主審が毅然たる態度でイエローカードを提示しました。この大会のイエローカード第一号はネイマールでした。

 しかし、このイエローカードでブラジルチームは我に還った感じがします。クロアチアゴールに迫るプレーが増えたのですから皮肉なものです。

 前半29分、中盤で奪ったボールをネイマールがドリブルでペナルティエリア付近まで突進、左足でシュート、これが右のゴールポスト最下部に当たってゴール!狙っていたのでしょうが、驚くべきコントロールのシュートでした。
 これで1-1の同点。

 後半22分、ゴール前のフレッジ選手が倒されてPK。蹴るのはネイマール。クロアチアの名手プレティコサ選手も右に飛んでネイマールのシュートに触りましたが、ボールはそのままゴールイン。あの緊張の中で、見事なペナルティーキックでした。
 これで2-1とブラジルリード。

 後半の中盤を過ぎてもゲームは一進一退の様相で、決定的なチャンスの数ならクロアチアの方が上回っていたように見えましたが、2-1のままロスタイム(4分)に入りました。

 そのロスタイム1分、後方からのパスを受けたオスカル選手が突進、ペナルティエリア付近で右足のトウでシュート。これがゴール左隅に突き刺さり、ブラジル3点目で3-1。これでゲームは決着しました。

 とても面白いゲームでした。

 ブラジルチームとしては、相手ディフェンスを崩し切っての得点というよりは、ネイマールとオスカルの高いレベルの個人技による得点という感じでしたが、これもブラジルサッカーということでしょう。

 クロアチアも厳しい欧州予選を勝ち上がってきた実力を随所に見せました。特に、左サイドからの低く速いパスによる攻撃は見事なもので、再三紙一重のチャンスを創造しました。

 待ちに待ったワールドカップが始まりました。

 7月13日にリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われる決勝戦まで、1か月間の長くて短い大会の火蓋が切って落とされたのです。

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ブラジルWC開幕!  
Comment
115
ついにはじまりましたね。もうすぐオランダとスペインの試合はじまりますし興奮しますね!

個人的に、PKのファールはうーん。。。て感じですね。
明らかな誤審というわけではなかったですが、あのPKで試合が決まってしまいましたね。
欧州サッカーたまに見てますが、あのぐらいなら
立て、というジェスチャーする審判よく見てきましたから、PKで少し驚いてしまいました。

まあ試合を裁いた西村氏はすごいプレッシャーで大変だったでしょうね。

117
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、あのPK判定については色々なご意見があると思います。

倒れたフレッジ選手の方にイエローカードだろう見方もあるでしょうし
ディフェンスのプレーヤーがフレッジの腕・肩を掴んで引いていたことも
事実です。

ここは、西村主審の判定を是とするということでしょうか。

こうした微妙なプレーもサッカーの一部として楽しんで行きたいとも思います。

引き続き、コメントよろしくお願いします。

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