FC2ブログ
HOME   »   サッカー  »  [ブラジルWC-10] 本田選手の先制弾も及ばず
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 ザックジャパンは、勝つ可能性が有ったゲームを落としました。

 FIFAワールドカップ2014ブラジル大会、グループリーグ戦C組、日本対コートジボワールのゲームは、現地6月14日に行われ、コートジボワールが2-1で日本を下しました。

 ザックジャパンは先発ワントップに大迫選手、ボランチに山口蛍選手を起用する布陣で初戦に臨みました。やや守備的な布陣でしたから、前半を0-0で折り返し後半勝負という狙いを感じました。

 ゲーム開始直後は、両チームとも運動量に乏しく様子見の形でした。日本チームは意図的にゆっくりとボールを回しているように見えましたが、最初から飛ばしてくると思われたコートジボワールまでが静かに立ち上がりましたから、ゲームには極めて重苦しい雰囲気が漂いました。

 それでも、コートジボワールは時折ドリブル突破からシュートに結び付けていましたから、やや押し気味というところ。相手プレーヤーがドリブルを始めると、ボールを止めに行かず、ずるずると後退する日本の守備には危険な感じがしました。
 前半10分を過ぎても、日本チームのシュートは0でしたから、いよいよ「前半は0-0で後半勝負」かと思いました。

 そうした流れの前半16分、左サイドからのスローインから、長友選手がゴール前の本田選手にパス。フリーだった本田選手が左脚を振り抜きゴール!日本が1-0とリードしました。

 このゴールが日本チームの初シュート。コートジボワール守備陣の一瞬のズレを付いた素晴らしいゴールでした。日本中が大歓声に包まれました。
 こうしたチャンスで枠を外すことなく強烈なシュートを、ゴール左上に叩き込んだ本田選手もさすがでした。

 前半の終盤は両チームとも動きが悪くなりました。高温多湿な気象条件のもと、プレーヤーが疲弊しているのが分かりましたが、特に日本チームの動きは悪く、相当押し込まれた状態で何とか凌ぎ切ったという感じでした。

 後半になっても、両チームのプレーは精彩を欠きましたが、後半17分にドログバ選手が投入されてから、コートジボワールのプレーにスピードが加わりました。
 後半19分、ヤヤ・トゥーレ→オーリエ→ボニーと繋いでヘディングシュートが決まり、1-1の同点となりました。オーリエ選手が右サイドでフリーとなり、低く速く正確なパスを日本ゴール前に送り、森重選手に競り勝ったボニー選手が決めたものでした。オーリエ選手を完全フリーにしたことが失点の最大要因でしょう。

 その僅か2分後、やはり右サイドでオーリエ選手がフリーでボールを運び、やはり低く速く正確なパスをゴール前のジョルビーニョ選手に送って、これもヘディングシュート。ゴールキーパー川島選手は腕に当てましたが、ボールはゴールに飛び込みました。
 2-1とコートジボワールがリードしました。

 ザックジャパンにとっては、後半19分から21分の「悪夢の3分間」でした。

 2失点はいずれも、フリーのオーリエからの低くて速く正確なパスから生まれています。オーリエ選手をフリーにしてしまった要因は明確には分かりませんが、やはりヤヤ・トゥーレとドログバという2枚看板に、ディフェンダーが引っ張られたことも影響したのでしょう。

 最も疲労が出る時間帯ですから苦しいところですが、ここでマンツーマンの守備が機能していれば失点を防ぐことが出来ていたかもしれません。
 1-0で勝ち切る可能性は有ったと思います。

 逆転されリードされた日本は、後半22分に大久保選手、41分に柿谷選手を投入し、状況打開を目指しましたが、ほとんど見せ場を作ることも無くゲームは終わりました。

 ゲームを通して日本チームの動きの悪さが目立ちました。
 ゴール周辺での素早いパスの連続から得点チャンスを見出して行こうとする日本サッカーが、ほとんど見られなかった点はとても残念でした。

 深夜10時開始のゲームに向けてのコンディショニングが上手く行かなかったのか、コートジボワールチームの出来が良かったのか、原因は分かりませんが、フィジカルに勝るチーム相手に運動量でも優位に立つことが出来ず、あれだけパスが繋がらなければ苦戦は免れません。

 何しろワールドカップですから、常に厳しい戦いが待っているのですが、これで日本チームは残る2戦を勝ちに行かなくてはならなくなりました。引き分け狙いという戦術を取ることは出来なくなったのです。

 19日のギリシャ戦、24日のコロンビア戦での、ザックジャパンの健闘に期待するばかりですが、何よりも「自分たちがピッチ上で見せたいと考えトレーニングしてきたプレー」を展開していただきたいと思います。

関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[全米オープン・ゴルフ2014] マルティン・カイマー選手 独走で圧勝!
NEW Topics
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
Entry TAG
本田選手の先制弾も実らず  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031