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HOME   »   サッカー  »  [ブラジルWC-18] ロッベン選手とケーヒル選手の見事な競演
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 [グループB オランダ3-2オーストラリア]

 オーストラリアチームは良いゲームを見せました。現状の実力を全て発揮したゲームであったと思います。

 特に前半の出来は素晴らしく、高い位置からの積極的な守備が功を奏して、オランダチームに殆ど仕事をさせませんでした。強いフィジカルと豊富な運動量が可能にした戦術であったと思います。
 オランダのメンバーやベンチスタッフには、少し驚いた様子が見られました。それ程のプレーだったのです。

 オーストラリアが押し捲っていた前半ですが、そうした中で、ワンプレーで得点してしまうのがオランダのアリエン・ロッベン選手です。

 前半20分、センターライン付近でボールをもらったロッベンはそのまま相手ゴール左サイドに突進、高速ドリブルです。そして、ペナルティエリア付近でシュート。これがオーストラリアゴール右側に突き刺さりました。
 本当に素晴らしいプレーでした。殆どボールを保持できないゲーム状況で、ひとりでドリブルしてひとりで得点するのです。何というパフォーマンスでしょうか。

 場内がロッベン選手のプレーに対する驚きでざわついている中、今度はオーストラリアのエース、ティム・ケーヒル選手が魅せました。

 ロッベンの得点から1分も経っていない前半21分、右サイドバックのマクガワン選手のクロスボールを、オランダゴール前でダイレクトシュート。これがゴールポスト水平部分に当たり、斜め下に落ちてゴール!

 こちらも、凄まじいシュートでした。ケーヒル選手の運動能力を如何無く見せたプレー。世界最高レベルのシュートでした。

 ロッベン選手とケーヒル選手のプレーに共通しているのは、「シュートが強くて正確」であることです。当たり前のことを書いて恐縮ですが、枠を捉える強烈なシュートは、誰でも打てるものでは無いことは、今大会の沢山のゲームにおいて再三見られることです。

 世界最高レベルのディフェンダーとゴールキーパーを相手にして、キッチリとゴールを奪うシュート力は、ワールドカップに出場するチームに不可欠なものなのだと感じます。

 このゲームは後半に入り、オーストラリアがペナルティキックで2-1とリードしましたが、オランダはファン・ペルシ選手のゴールで同点とし、デパイ選手のゴールで3-2と逆転して、そのまま押し切りました。
 オーストラリアチームの大健闘は、勝利には結び付きませんでしたが、スタンドを埋めた18,000人のオーストラリアファンを喜ばせるに十分でした。オーストラリアサッカー史に残るゲームであったと思います。

 また、このゲームは予想外の影響を次ゲームに残しました。オーストラリアのケーヒル選手とオランダのファン・ペルシ選手がイエローカードを受け、累積2枚となって、グループリーグ最終戦・第3戦に出場できなくなったのです。
 このゲームが真に激戦であったことを、如実に示す事象でした。
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