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 [ベスト16 ブラジル1-1チリ (PK戦3-2でブラジル勝ち)]

 激戦でした。

 負ければ終わりのトーナメント戦ですから、常に何とも言えない緊張感があります。
 ゲーム全体としては、ブラジルがボールを支配しているものの、ブラジルチームのやり方を知り尽くしているチリチームが決定的なシーンを創らせず、時折見せるカウンターで得点のチャンスを見出していて、5.5対4.5でチリが押し気味であったと思います。

 延長戦を終えて1-1、PK戦となりました。9割がブラジルファンのスタンドは、応援の声も大きいとは言えず、異様な雰囲気が漂います。PK戦はロシアンルーレットのようなものですから、何が起こるか分かりません。
 ここでブラジルチームを支えたのは、ゴールキーパーGKのジュリオセザール選手とダビド・ルイス選手、ネイマール選手の3プレーヤーでした。

① ジュリオセザール動かず。

 PK戦の主役は何と言ってもGKです。
 キッカーがどこに蹴って来るのか、GKは相手プレーヤーのクセ(キャリア上どこに蹴っていることが多いかの情報はベンチから伝えられているとも言われます)、仕草、構える位置・角度等々から予測します。そして、予測した方向に飛びます。
蹴るのを見てからでは間に合いませんから、一か八か予測した方向・角度に賭けて動くのです。これは、世界的なGKでも多くの場合そうします。

 ところが、この時のジュリオセザールは動きませんでした。キッカーが蹴ってからボールに反応することにしたのです。これはこれで、左右にスピードが無いシュートを打たれたとしてもゴールされてしまいますから、賭けなのですが、ジュリオセザールはそうすることを選択しました。

 そして、チリのひとり目・二人目を止めたのです。ファインプレーなのですが、正しい選択であったかどうかは分かりません。しかし、止めたのだから好判断だというプレーでしょう。まさに、世界最高のサッカー大会のプレーということでしょうか。

 「動かざること山の如し」という言葉がありますが、このジュリオセザールのプレー振りは語り継がれるものでしょう。

② ひとり目として決めたダビド・ルイス

 PK戦、ブラジルのひとり目を任されたのはディフェンダーDFのダビド・ルイス選手でした。PK戦のひとり目は、とても大事な役割です。ましてや、地元開催のワールドカップでのPK戦ですから、大きなプレッシャーがかかる場面。

 ここでひとり目に指名されるのですから、そのメンタルの強さに対して、スコラリ監督の信頼が極めて厚いということでしょう。
 そして、ダビド・ルイスはこれを決めました。見事です。

③ 5人目として決めたネイマール

 PK戦も4人まで終わって2-2。ブラジルは追い込まれていました。先攻のブラジルの5人目はネイマール選手。ここで外せば、後攻のチリの5人目が決めればチリの勝利です。

 また、PK戦では「チームのエースが外す」シーンをよく眼にするような感じがあります。フランスの将軍と呼ばれたミッシェル・プラティニ選手や1994年ワールドカップのイタリアのロベルト・バッジオ選手らが「枠を外してしまった」プレーが思い出されます。

 はかり知れない重圧の中でネイマールは決めました。これも見事としか言いようがありません。

 ブラジルチームは皮一枚で凌ぎ、ベスト8・準々決勝に歩を進めました。

 ゲーム終了後、ネイマールとダビド・シウバがピッチ上で抱き合っていました。相当長い間、膝をついて抱き合っていました。
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