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 2012年10月28日、東京競馬場芝2000mコースで行われる、第146回天皇賞(秋)G1の予想です。

 今回も、古馬・3歳馬の実績馬・有力馬18頭が出走してきました。前走もバラエティに富んでいます。当日の天候も微妙で、雨の量がどれくらいになるのかにより予想も変わってきますが、現段階(金曜日時点)では「少雨」「良馬場」、パンパンの硬い状態より、走り易い馬場状態であることを前提とします。

 軸馬の検討です。天皇賞(秋)という大レースということもあり、候補馬が沢山居ます。

 まずは、2枠4番フェノーメノ。前走セントライト記念G2を快勝、前々走の日本ダービーG1も僅差の2着と安定したレース振りは評価できます。
 続いては、3枠6番のルーラーシップ。前走宝塚記念G1はオルフェーヴルの2着。レース内容はとても良く、オルフェーヴル抜きのレースであれば圧勝という内容でした。香港のG1勝利を見ても、いわゆる実力馬になってきた感じです。宝塚記念からのローテーションも良いと思います。
 続いては、7枠13番のダ―クシャドウ。昨年のこのレースの2着馬。その後は、G1ドバイDF以外は全て2着。札幌記念G2からのローテーションもこのレース向きです。
 続いては、7枠15番のトーセンジョーダン。昨年の覇者。天皇賞(秋)に勝てる力があることは証明済み。一方、天皇賞(春)以来というローテーションが心配です。
 続いては、8枠16番のカレンブラックヒル。5戦5勝と無敗での史上初の天皇賞制覇を目指す3歳馬。既にG1NHK杯も制しており格も十分。これまで、2000m以上を走ったことが無いこと、外枠16番、そして毎日王冠からの中3週の短いローテーション、の3点が心配要素。無敗の天皇賞馬を観て見たかったのですが。

 さて、絞り込みますが、フェノーメノとルーラーシップのどちらかが軸馬でしょう。甲乙つけがたいのですが、ここはフェノーメノを軸馬にしたいと思います。

 理由の第一は、ルーラーシップの東京コース経験不足。2年前の日本ダービー以来の東京コースということになります。天皇賞(秋)は、前の稿でも書きましたが、極めて厳しいレースです。ゴール前100mから「もう一勝負」というレースになることも時々ありますので、長い直線についての経験が大切だと思います。
 理由の第二は、ルーラーシップは上がりの競馬になった時には、好成績を残していないことです。上がり3ハロン35秒前後のレースで好成績を残すタイプです。今回のレースは馬場も良く、上がりの競馬になると観ていますので、少し足りない可能性があると考えます。
 理由の第三は、今年の3歳馬のレベルが高そうであることです。その3歳馬の中でもフェノーメノは安定した成績を上げています。

 次に、対抗馬候補です。上記の軸馬候補馬の残り4頭、ルーラーシップ・ダ―クシャドウ・トーセンジョーダン・カレンブラックヒルは、当然対抗馬候補です。

 それに加えて、1枠1番ナカヤマナイト。前走オールカマーG2を快勝しています。
 続いては、6枠11番ジャスタウェイ。前走毎日王冠G2は、上がり3ハロン33秒0の脚で、カレンブラックヒルを首差まで追い込みました。上り調子と見ます。
 続いては、8枠18番のトゥザグローリー。言わずと知れたG1常連馬。今年も鳴尾記念G3と日経新春杯G2の重賞2勝と、地力のあるところを見せています。大外が残念です。

 以上7頭から、対抗馬を選定します。
 対抗馬一番手は、ジャスタウェイ。この馬は、近時走った全てのレースで上がり3ハロンタイムが出走馬中トップクラスです。(毎日王冠33秒0、日本ダービー34秒1、NHKマイル34秒2、アーリントンカップ34秒2)終いが確実に切れる上に、本格化の兆しをみせる3歳馬ですから、このレースも残り50mから飛んでくる可能性があると観ます。一方、4角では常に後方に居ますので、重馬場や不良馬場では不発に終わる恐れがあります。
 対抗馬二番手は、ルーラーシップ。間違いなく実力馬です。
 対抗馬三番手は、カレンブラックヒル。外枠でなければ対抗馬一番手もあったと思います。常に良いポジションで競馬をやれる自在の脚が強みです。

 今回は、この4頭に期待します。難しいレースのためか、いつになく長い稿になってしまいましたので、まとめて表記します。

軸馬 フェノーメノ
対抗馬一番手 ジャスタウェイ
対抗馬二番手 ルーラーシップ
対抗馬三番手 カレンブラックヒル

 いつもスタートからゴールまで、緊張感に溢れているレースが天皇賞(秋)です。道中のペースは様々ですが、いずれの場合でも全くゆるむ所が無いのです。今年も、素晴らしいレースが展開されることでしょう。とても楽しみです。

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