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HOME   »   テニス  »  [ウインブルドン2014男子シングルス] まだまだ続くか 3強の時代!
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 7月4日に行われた男子シングルスの準決勝の組合せです。

・ジョコビッチ選手(27歳)vsディミトロフ選手(23歳)
・フェデラー選手(32歳)vsラオニッチ選手(23歳)

 ベテランに新鋭が挑む形でしたが、結果はジョコビッチ選手とフェデラー選手が、セットカウント3-1と3-0で快勝しました。

 男子シングルスでは新鋭も育ってきていますが、まだまだ3強(ジョコビッチ、ナダル、フェデラー)の時代が続くようです。

 ウインブルドンの男子シングルスでも、女子程明確ではありませんが「秩序」が存在する時代が続きました。

① 1974年~1982年までの9年間
[ビヨルン・ボルグ選手とジミー・コナーズ選手の時代]
 この時代、ボルグ選手は5回(5連覇)、コナーズ選手は2回(決勝でボルグに敗れること2回)優勝しています。

② 1983年~1992年までの10年間
[3強の時代-その1]
 この時代は、ジョン・マッケンロー選手(優勝3回)、ボリス・ベッカー選手(優勝3回)、ステファン・エドベリ選手(優勝2回)の時代と言って良いでしょう。
 この3プレーヤーは、決勝でも度々まみえています。そして、イワン・レンドル選手やアンドレ・アガシ選手も健闘しました。

③ 1993年~2000年までの8年間
[ピート・サンプラス選手の時代]
 この時代は、サンプラス選手が7回も優勝しています。今となっては、1996年(クライチェック選手が優勝)を落としたことが惜しまれます。

④ 2003年~2007年の5年間
[ロジャー・フェデラー選手の時代]
 フェデラー選手が5連覇(ボルグ選手とタイ記録)しました。「芝のフェデラー」の強さを如何無く魅せた時代でした。

⑤ 2008年~2014年の7年間
[3強の時代]
 ナダル選手が2回、フェデラー選手が2回、ジョコビッチ選手が2回優勝しています。ナダル選手は2006年と2007年も決勝に進出しましたが、この頃はフェデラー選手に歯が立ちませんでした。「クレーコートのナダル」と呼ばれていたのです。ナダル選手は、現在でもクレーコートで強さを発揮していますが、芝コートのウインブルドンでも十分に戦えるプレーヤーとなったのです。

 過去40年間を見てくると、2001年と2002年(イバノセビッチ選手とヒューイット選手が優勝)の2年間が過渡期であったのでしょう。

 さて、現在の3強ではフェデラー選手が最も長く世界トップクラスを守っている形です。何しろ1強時代を形成し、3強時代にも活躍しているのですから。しかし、さすがに32歳ともなるとフェデラー選手が世界トップクラスで活躍するのはあと数年でしょう。

 そうすると、フェデラー選手より5年前後若く、ほぼ同年代のジョコビッチ選手とナダル選手の2強時代が到来するのでしょうか。
 必ずしもそうならないような気がします。

 近時、ナダル選手を脅かすようなクレーのスペシャリストが複数誕生していますし、今ウインブルドンの準決勝に登場したラオニッチ選手も、試合運びという点でフェデラー選手の後塵を拝しましたが、あの強烈なサーブは魅力十分でした。(女子のブシャール選手共々、カナダのプレーヤーが急速に力を付けているのには、何か秘訣があるのでしょうか)

 フェデラー選手が第一戦から退く頃に「3強の時代も終焉を迎える」ように感じられるのです。

 それにしても、ジョコビッチvsフェデラーの決勝戦は「全くの互角」でした。両プレーヤーが、その技術と体力の限りを尽くして激突した見事なゲーム。僅かにボールの威力で勝ったジョコビッチ選手が優勝しましたが、3強の強さをまざまざと見せつけたゲームであったと思います。

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