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HOME   »   高校野球  »  [夏の甲子園2014] 甲子園大会出場の重み
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 夏の甲子園2014地方予選大会も佳境となった7月26日と27日、各地方大会の決勝戦では「甲子園出場の重み」を感じさせるに十分なゲームが展開されました。

① 石川大会決勝 星稜9-8小松大谷

 9回表まで8-0とリードしていた小松大谷高校の勝利は目前でした。29年振り2回目の甲子園大会出場は確実というより、どうやって9回裏の3アウトを取るかだけの問題でした。
 ところが9回裏星稜高校は打者13人を送り込み、一挙に9点を挙げて逆転勝ちしたのです。ひとつひとつのプレーを観れば「こうしておけばよかった」「ああしておけばよかった」の連続であったと思いますが、それにしてもこれ程の逆転劇の最大の要因は「甲子園出場の重み」でしょう。

② 福島大会決勝 聖光学院7-6日大東北

 9回表まで6-2とリードした日大東北高校、甲子園出場は目前でした。しかし、9回裏聖光学院高校は一気に4点を挙げて同点とし、延長11回裏サヨナラ勝ちを収めました。

 過去7回の夏の甲子園大会出場歴があるとはいえ、近時は「福島といえば聖光学院」と言われるほど、聖光学院が優位にあり、今大会も大本命でした。日大東北は、この聖光学院をあと一歩まで追い詰めたのです。
 9回裏に4点を失うこととなった最大の要因は、やはり「甲子園出場の重み」であったのでしょう。

 どんなスポーツでも同様なのかもしれませんが、「野球競技には特に大逆転勝ちが多い」ような気がします。

 例えば、サッカー競技において、トップクラスのゲームで、スコア0-3の局面、試合時間残り10分での逆転劇は滅多に観られないでしょう。一方で、野球では9回裏を残して0-8で負けているゲームでも9点取っての逆転があるのです。

 もちろん、これは「野球競技が3アウトを取られるまでは、打者何人でも時間無制限で攻撃を続けることが出来る上に、得点制限が無い」という、サッカー競技やラグビー競技、ゴルフ競技等との根本的な違いから、生じているものであることは明らかですが、それにしても「実力接近の試合でも時折大逆転が起こる」のが、不思議なところです。

 星稜vs小松大谷戦などは、小説にも書けないような内容・結果です。
 フィクションでも書けそうもないことが、実際の試合で起こってしまうことが、野球、特に高校野球、さらに言えば「甲子園大会」の怖いところであり、魅力でもあるのでしょう。

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甲子園大会出場の重みが生んだ大逆転  
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