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HOME   »   ゴルフ  »  [PGA2013~2014] ビリー・ホーシェル選手、ついに本格化か?
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 PGAツアー2013~2014シーズンのプレーオフ第三戦「BMW選手権大会」は、アメリカのビリー・ホーシェル選手が優勝しました。

 ホーシェル選手は1986年12月生まれの27歳。2009年にプロデビューし、2013年4月のチューリッヒ・クラシックでPGAツアー初優勝を遂げましたが、その後はあまり良い成績を残せませんでした。

 2014年もトップ10入りが2回、予選落ち5回という不本意な成績でプレーオフに突入。しかし、8月のプレーオフ第一戦ザ・バークレイズ大会も予選落ちしてしまいましたから、プレーオフを勝ち抜いていくのは相当難しいのではないかと見られていました。

 実は、ホーシェル選手は、リッキー・ファウラー選手と同世代で、大学時代はファウラーとホーシェルの2人が、アメリカ学生ゴルフ界を席巻していたのです。
 ファウラー選手の方は、2014年のメジャートーナメント4戦すべてにおいてトップ10入りを果たすなど、アメリカを代表するプレーヤーのひとりに成りつつありますが、一方のホーシェル選手はその実力を発揮できない日々が続いていました。

 ところが、プレーオフシリーズの第二戦「ドイツバンク選手権大会」で、突然の様に覚醒したのです。最終日まで優勝を争い、惜しくも2位となりましたが、フェデックスカップ・ポイントランキングを一気に上げて、第三戦に進出しました。
 そして、第三戦に優勝したのです。

 ビリー・ホーシェル選手に何が起こったのでしょうか。「パッティングが大幅に改善した」と伝えられています。
 8月24日まで行われたザ・バークレイズ大会まで上手く行かなかったパッティングが、8月29日からのドイツバンク選手権大会から上手く行くようになり、9月4日から始まったBMW選手権大会では優勝を遂げる、というのですから、あまりの急激な変化に驚かされるばかりです。

 もともと、全米学生界のトッププレーヤーであった選手が「何か一つを掴む」と、これ程に覚醒するのですから、地力十分なアスリートというのは凄いものです。

 BMW選手権大会のプレー振りを観ると、ドライバーショットも300ヤードを遥かに超え、十分な飛距離ですが、何より「アイアンショットの切れ味」が抜群でした。
 低い姿勢から、ピンポイントに打っていけるプレー振り・スイングは、かつてのベルンハルト・ランガー選手を彷彿とさせるものです。

 タイガー・ウッズ選手のカムバックが遅れ、フィル・ミケルソン選手の調子が上がらず、ババ・ワトソン選手やダスティン・ジョンソン選手にはムラがあるといった状況下、このところロリー・マキロイ選手(北アイルランド)、マーティン・カイマー選手(ドイツ)、アダム・スコット選手(オーストラリア)といったプレーヤーの攻勢の前に、相当押されてきたアメリカ・プロゴルフ界ですが、ついにというか、ようやくというか、若手プレーヤーが揃ってきました。

 ジョーダン・スピース選手やクリス・カーク選手、リッキー・ファウラー選手に加えて、ビリー・ホーシェル選手が登場したのです。ホーシェル選手は、そのプレー振り・切れ味から観て、「強い時にはとことん強いプレーヤー」に観えます。時々、大仕事をやってのけるのではないでしょうか。

 ツアー最終戦・ツアー選手権大会を前にしてのポイントランキング上位選手は、
・1位 クリス・カーク
・2位 ビリー・ホーシェル
・3位 ババ・ワトソン
・4位 ロリー・マキロイ
・5位 ハンター・メイハン
・6位 ジミー・ウォーカー
・7位 ジム・フューリック
・8位 マット・クーチャー
・9位 リッキー・ファウラー
・10位 ジェイソン・デイ
・11位 ジョーダン・スピース
・12位 アダム・スコット
 となっています。

 ゴルフ王国・アメリカの威信を賭けた「ツアー選手権大会」が、9月11日から始まります。
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