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HOME   »   MLB  »  [MLB2014] ボルチモア・オリオールズとカンザスシティ・ロイヤルズが3勝0敗で地区シリーズを突破!
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 MLB2014のポストシーズンゲーム、アメリカンリーグALの地区シリーズ第3戦が10月5日に行われ、ボルチモア・オリオールズとカンザスシティ・ロイヤルズが勝って、共に3連勝、3勝0敗で勝ち上がり、リーグチャンピオンシップへと駒を進めました。(ナショナルリーグNLは移動日)

① ボルチモア・オリオールズ2-1デトロイト・タイガース

 タイガースの地元コメリカパークで行われた一戦。
 タイガースは、7月末にトレードで獲得した元タンパベイ・レイズのエース、デビッド・プライス投手を立てました。初戦がマックス・シャーザー投手、第二戦がジャスティン・パーランダー投手、第三戦がデビッド・プライス投手という豪華絢爛な3本柱です。この3投手は、いずれも「サイ・ヤング賞」受賞投手ですから、現在のMLBの球団で最も豪華な3本柱であることは間違いありません。

 よもやの2連敗でホームに帰ったタイガースとしては、必勝を期しての投入であったことでしょう。

 一方のオリオールズも今季15勝8敗のバッド・ノリス投手を立てての対戦は投手戦となり、5回まで0-0の拮抗した展開。
 6回表、オリオールズの4番DHネルソン・クルーズ選手が2ランホームランを放って、2-0とリードしました。クルーズ選手は今季レギュラーシーズンで40ホームランの本塁打王の力をいざという場面で見事に発揮したのです。
 プライス投手やタイガースにとっては、強烈なパンチとなった一発でした。

 この後、タイガースのミゲル・カブレラ選手を始めとする自慢の打線が反撃を試みますが9回裏に1点を返すのがやっと。オリオールズが1点差で逃げ切りました。

 強豪チーム・タイガースを相手に3連勝としたオリオールズは、今シーズンの好調さをそのままポストシーズンに持ってきた感じがします。名将ショーウォルター監督の采配も随所に冴えを見せています。

② カンザスシティ・ロイヤルズ8-3ロサンゼルス・エンジェルス

 ロイヤルズの地元カウフマンスタジアムでの一戦。
 敵地で2連勝として、ホームに帰ってきたチーフス打線が前半から爆発し、4回までに7-2とリードして、試合を決めました。

 エンジェルスの先発は好投手C.J.ウィルソンでしたが、ロイヤルズ打線は1番エスコバー選手・2番青木選手が連続ヒットを浴びせてチャンスメイク、僅か2/3イニングで降板となりました。

 その後もエンジェルスのマイク・ソーシア監督は小刻みな投手リレーを展開し、8イニングに8人の投手を投入しましたが、ロイヤルズ打線を抑えることは出来ませんでした。

 一方のロイヤルズは、ポストシーズに入ってから、延長12回、延長11回、延長11回と3試合連続の延長戦という厳しいゲームを続けてきた鬱憤を一気に晴らすようなゲーム内容でした。

 そもそも、レギュラーシーズン終盤まで、ポストシーズン進出を掛けた激しい戦いを続けていたロイヤルズは、ようやく競り勝って29年振りのポストシーズン進出、そしてワイルドカードのアスレティックス戦も戦って、殆ど休み無しで地区シリーズを迎えましたから、投手陣・野手陣共に疲弊し切っていると見られていて、地区シリーズはエンジェルスが相当有利と予想されていました。

 ところが、まるで「延長戦の度にエネルギーを貯めて行った」かのような試合振りで、ロイヤルズは絶好調でホームに帰ってきたのです。凄いことです。

 また、青木宣親選手の活躍も特筆すべきものでしょう。このゲームも3打数3安打1打点2得点と大活躍。体は疲れ切っている筈なのですが、プレー振りは喜びに溢れています。MLBに来て良かったと実感しているのではないでしょうか。

 さて、オリオールズとロイヤルズは、共に3勝0敗で地区シリーズを勝ち上がりました。これは、今後のスケジュールを考えるととても大きなことなのです。

 次のリーグチャンピオンシップ(ALのチャンピオンを決める戦い)は10月10日開始ですから、4日間の休養日があるからです。これで第5戦まで縺れ込んでいれば10月8日までゲームがありましたから、中1日ということになるところでした。

 もちろん2チームとも中4日ですから条件は同じですけれども、少なくとも相手チームと同じ休養日というか調整日を持てたということは、やはり大きなことでしょう。
 特にロイヤルズにとっては、レギュラーシーズン→ワイルドカード→地区シリーズと続いた厳しいスケジュールでしたから、この4日間は貴重です。
 故障や疲労を回復するチャンスとなります。また、ロイヤルズのファンにとっては、久しぶりのプレーオフの勝利を存分に味わえる期間にもなるでしょう。

 ALリーグのリーグチャンピオンシップについて見れば、やはり今シーズン東地区でヤンキースやブルージェイズを振り切って優勝したオリオールズの方が、戦力面から見ても有利でしょう。
 そして、ここまでミラクルな戦いを続けてきているロイヤルズの勢いが、どこまで通用するのか、とても楽しみです。

 初戦の戦い振りがポイントとなるでしょう。 

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