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[6月15日・決勝・スタッドドヌール]
ブラジル1-1日本(PK戦5-4でブラジル優勝)

 初めて決勝に進出したU-22日本代表チームは、ブラジル代表チームと90分を戦って1-1。ペナルティーキックPK戦に臨みました。

 5人目まで全員が成功した、先行のブラジルチームに対して、日本チームは5人目の選手がシュートを止められてしまい、ブラジルが5-4で勝利を掴みました。
 この大会では、何時の時代も強さを魅せるブラジルチームにとって「9度目の優勝」でした。

 試合は、ブラジルが攻め日本が守る展開となりました。

 オールコートプレスのように、とても高い位置からボールを奪いに来るブラジルチームは、奪ったボールを日本ゴール前で左右に動かし、走り込んできたプレーヤーがゴール前で仕事をするというパターンを、90分間継続しました。
 とても高いレベルのプレーであったと感じますし、ボール扱いに関する各種の技術も、さすがに「王国」と思わせるものでした。
 そして、前半19分アントニー選手が、日本ゴールを抉じ開けて先制しました。

 相当に一方的に攻められ、ブラジルゴールを脅かすようなプレーは中々できなかった日本チームですが、自陣ゴール前の守備はとても良く出来ていました。
 シュートを打とうとするプレーヤーに対する「寄せ」が速く、再三のピンチをしっかりと防いでいたと思います。
 この「自陣ゴール前エリアでの守備のスピードと予測能力」という面では、今大会のU-22チームは、相当に優れていたのではないでしょうか。

 そして、前半39分、小川航基選手がブラジルディフェンダーのミスを見逃さずにコールを挙げました。相手のパスミスをダイレクトシュートで決めた、見事な得点でした。
 このシュートは難度の高いものであったと思います。
 フォワードとしての小川選手のセンスの良さを示したプレーでした。

 後半も、ブラジルが攻め日本が守るという基本的な構図には、大きな変化はありませんでしたけれども、日本チームの「堅守」も継続されたのです。

 PK戦は、どちらのチームにもチャンスがあった訳ですが、ここは「5人全員が決めた」ブラジル代表チームに拍手を送りたいと思います。
 こうした国際大会決勝のPK戦で「5人全員が決める」ことは、ありそうで無いことでしょう。

 U-22日本代表チームは大魚を逸しました。

 これは本当に残念なことでしたけれども、これまでの代表チームが経験できなかった、「世界大会決勝の雰囲気・プレー」を肌で感じたことは、選手達、そして日本サッカー界にとっても大きな財産になったものと思います。
 
 大会を通じて見事な戦いを繰り広げたU-22日本代表チームに、大きな拍手を送ります。
 少し前の話ですが・・・。

[5月30日・グループC・第3戦]
ノルウェー12-0ホンジュラス

 緒戦でウルグアイチームに1-2、第2戦でニュージーランドチームに0-2と敗れて、後が無くなったノルウェーチームが、第3戦で歴史的な大勝を挙げました。

 試合開始7分、身長191cmの長身フォワードFWアーリング・ブラウト・ハーランド選手が先制ゴールを挙げると、続く20分にハーランド選手が追加点、30分にはレオ・オスティガード選手が3点目をゲットして、ノルウェーの一方的なゲーム展開となりました。
 各グループ3位のチームの中から決勝トーナメントに進出するチームを決める条件として、「得失点差」も重要な要素ですから、ノルウェーとしては「いくらでも得点が欲しい」状況でもあったのです。

 さらに前半36分にはハーランド選手がハットトリックを達成し、43分にもハーランド選手がこの試合4点目を挙げて、前半を5-0とリードしたのです。

 後半になってもノルウェーチームの攻勢は留まる所を知らず、加えてホンジュラスチームに退場者が2人出て、ゲームは歴史的な大量点となってしまったのでしょう。

 ハーランド選手の「1試合9得点」は、21世紀の世界一を決める国際大会としては驚異的な記録です。他に例が無いのではないかと思います。

 この大勝によりノルウェーチームはグループCにおいて「3位・勝点3・得失点差+8」を示現しましたけれども、各グループ3位の決勝トーナメントに向けての比較の中では、他グループの3位チームが全て勝点4でしたので、勝ち抜けはなりませんでした。
 ノルウェーチームにとっては、とても残念な事であったと思います。
 ペブルビーチ・ゴルフリンクスを舞台に開催されている、第119回全米オープンゴルフ大会は、「カリフォルニアの青い空」は無く、曇天の3日間のラウンドを終えて、最終日を迎えることとなりました。

 最高気温で観ると、先週は26℃あったものが、トーナメント2日目には12℃、3日目も14℃と、この時期としては肌寒い気候でしたが、一方で、とても穏やかなラウンドが続きました。
 風が強い時のペブルビーチは、とても難しいのですけれども、今回の第3ラウンドまでは、微風と言っても良い状況であったと思います。(もちろんリンクスコースですから無風という訳には行かず、ときには5m位の風は吹いたのですが、「ペブルビーチとしては」穏やかな環境でした)

 さて、3日目を終えてのトップ10は、

・1位 ウッドランド選手 11アンダーパー
・2位 ローズ選手 10アンダー
・3位タイ ケプカ選手 7アンダー
・3位タイ リービー選手 7アンダー
・3位タイ ウーストヘイゼン選手 7アンダー
・6位 マキロイ選手 6アンダー
・7位タイ クーチャー選手 5アンダー
・7位タイ ハドリー選手 5アンダー
・9位タイ ウィレット選手 4アンダー
・9位タイ マクドゥエル選手 4アンダー
・9位タイ ラーム選手 4アンダー
・9位タイ ステンソン選手 4アンダー
・9位タイ ウォレス選手 4アンダー

 となっています。

① 優勝スコア予想→10~11アンダーパー

 メジャートーナメントですから、最終日にはスコアが伸びないのが通常です。ましてや、最も難しいセッティングの全米オープンですから、現在トップのスコアである11アンダーで、最終日最終ホールをクリアできれば、優勝の可能性は相当高いと見るのか妥当です。

 3日目まで非常に穏やかなペブルビーチ、いわば「借りてきた猫」のような様子でしたから、最終日に少しでも「牙を剥けば」、優勝スコアが下がる可能性が高いので、10アンダーの可能性もあるでしょう。

② 優勝候補

 優勝候補の1番手は、ゲイリー・ウッドランド選手です。スコアを伸ばしていくことが、とても難しい全米オープンの最終日ですから、3日目終了時点でトップに立っている選手が優勝候補筆頭であることは、自然なことです。

 優勝候補の2番手は、ジャスティン・ローズ選手です。前述と同様の理由で、3日目終了時点で2位の選手が、優勝候補次席となります。
 今回は「単独2位」であり、タイスコアの選手が居ませんので、明確な優勝候補2番手であると考えます。

 ウッドランド選手とローズ選手の比較ですが、3日目のラウンドの内容を観ると、ウッドランド選手に「ミラクルなプレー」がいくつか観られました(12番ホールのチップインや14番ホールの10m以上のパッティングが入ったことなど)ので、こうした「ミラクルなプレー」が連日続く可能性は低いと考えれば、優勝候補1・2番手の差は小さいと見るのが妥当でしょう。

 ウッドランド選手とローズ選手は最終日・最終組で「互角」の優勝争いを繰り広げると思います。

 優勝候補の3番手は「居ない」というのが、冷静な見方でしょう。

 現時点で3位タイのプレーヤーのスコアは7アンダーですから、優勝スコアを11アンダーとすれば、全米オープンの最終日、スタート時点でトップ10に入っている選手が「4アンダー以上のスコア」を叩き出す可能性は極めて低いてしょう。

 もし、3日目を終えて7アンダーパー以下のプレーヤーが、上位の2選手を捕えることがあるとすれば、ウッドランド選手とローズ選手が共にスコアを大きく崩した時に限られます。
 少なくとも、メジャータイトルホルダーであり、オリンピック金メダリストでもあるジャスティン・ローズ選手が、その精神力と経験をベースにしたプレーを展開すれば、スコアを大きく崩すというのは考えにくいところです。

 「何が起こるか分からない」と言われるメジャー大会ですが、実際のところは、大逆転優勝など滅多に起こりませんし、優勝者が「3日目を終えて首位から3打差以内のプレーヤー」から出る可能性がとても高いことは、皆さん良くご承知の通りです。

 世界トップクラスの選手達が、「スコア維持」の為に、世界最高の技と精神力を駆使して闘うのが、全米オープン最終日のラウンドなのです。
 そして、その戦いはとても味わい深いものなのでしょう。

 従って、優勝候補の3番手は居ないと観ているのですが、上位の2選手が大崩れした時に、どの選手が優勝に近いかということであれば、ブルックス・ケプカ選手とルイ・ウーストヘイゼン選手でしょうか。
 共にメジャータイトルホルダーであり、粘り強いプレーが持ち味です。

 114年振りの「全米オープン3連覇」を目指すケプカ選手にとっては、3日目までの「穏やかなコンディション」が想定外であったろうと感じます。
 通常の全米オープンの様に3日目を終えてアンダーパープレーヤーが10名以内というトーナメントとなれば、ケプカ選手が狙う最終日となったのでしょうが、今大会ここまでは26名のプレーヤーがアンダーパーであり、ケプカ選手にとっては「良いスコアが出過ぎている」ように観えます。

 我らが松山英樹選手は、3日目に7.バーディを奪い、スコアを1つ伸ばしました。
 7つのバーディを奪いながら、スコアが1つしか伸びないのは、コースのセッティングが難しいからであり、スコアを伸ばすためにアグレッシヴなプレーを展開すれば、バーディも取れるがボギーやダブルボギーも出るのが「全米オープンのセッティング」なのです。

 「堅実にパーを積み重ねる安全第一のゴルフをしながら、ここぞというチャンスで1つか2つのバーディを実らせ、1ラウンドで1打伸ばすプレー」を選択するのか、「攻め捲り、多くのバーディと多くのボギーを交錯させて1打伸ばすプレー」を選択するのかは、全米オープンに挑むプレーヤーの戦略判断そのものです。
 もちろん、全米オープンにおいて「1ラウンドで5打伸ばそう」とすれば、後者の戦略を採用し、ボギー・ダブルボギーを最小限に抑えるというラウンドを示現する以外にはありません。

 さて、本ブログでは何度も書いていますが、総合的に観て「世界最高のアイアンショットメーカー」であろうジャスティン・ローズ選手の、最終日のプレーに注目しています。
 今大会は2~3m位のパッティングも堅実ですから、2013年以来2度目の全米オープン制覇も、夢では無いでしょう。
[5月30日・第1戦・スコティアバンクアリーナ]
ラプターズ118-109ウォリアーズ

[6月2日・第2戦・スコティアバンクアリーナ]
ウォリアーズ109-104ラプターズ

[6月5日・第3戦・オラクルアリーナ]
ラプターズ123-109ウォリアーズ

[6月7日・第4戦・オラクルアリーナ]
ラプターズ105-92ウォリアーズ

[6月10日・第5戦・スコティアバンクアリーナ]
ウォリアーズ106-105ラプターズ

[6月13日・第6戦・オラクルアリーナ]
ラプターズ114-110ウォリアーズ

 終始ファイナルをリードしたラプターズが、4勝2敗でウォリアーズを下し、初優勝を飾りました。
 カナダのチームによるNBAファイナル制覇は史上初、ラプターズはチーム創設24シーズン目の栄冠でした。

 故障者が多いとはいえ、プレーオフの勝ち上がりの様子や「ファイナルの戦い方をよく知っている」ことから、戦前は「ウォリアーズが優位」との見方が多かったと思いますが、ラプターズはシリーズを支配しながら押し切りました。
 見事な戦い振りであったと感じます。

 シリーズの流れを決めたのは、第1戦と第3戦であったと感じます。

 第1戦はラプターズのホームゲームでした。
 このゲームでは、エースのカウアイ・レナード選手が43分、パスカル・シアカム選手が39分、カウル・ラウリー選手が36分の出場と大車輪の活躍でしたが、ウォリアーズも、ステフィン・カリー選手の40分、ドレイモンド・グリーン選手の40分、クレイ・トンプソン選手の39分の出場で対抗しました。
 両チームともに主力選手が相応の活躍を魅せたのです。

 そうした「互角」の展開の中で、前半を10点リードで折り返し、後半のウォリアーズの追い上げを凌いで9点差で勝利しました。
 堂々たる内容の勝利でした。
 このゲームで、ラプターズは「やれる」という手応えを感じたのではないでしょうか。
 逆にウォリアーズは、ラプターズの力量、想定以上の力量を感じたのではないでしょうか。

 第2戦をウォリアーズが取っての第3戦、ウォリアーズのホーム・オラクルアリーナでのゲームが、今シリーズの天王山であったと感じます。
 ラプターズはこのゲームを「終始リードして14点差で勝ち切った」のです。
 過去5シーズンのファイナルにおいて、ウォリアーズがこれだけ一方的に敗れたことは無かったと思います。
 ラプターズが「力の差を示した」ゲームということになります。

 ラプターズ3勝1敗で迎えた第5戦、最終盤にウォリアーズは3ポイントシュートを3連続で決めて106-105と「1点差」で逆転勝利を収めました。「首の皮一枚残った」と報じられましたが、これが今ファイナルのウォリアーズの「精一杯」のプレーであったことは、第6戦の内容と結果が示しています。
 3連覇を目指したウォリアーズのファンにとっては、本当に残念なシリーズとなってしまいました。

 ファイナル2019のMVPは、カウアイ・レナード選手でした。
 シリーズ平均得点28.5など、ファイナルを通して歴代のレジェンド達と肩を並べる数字を残したことも素晴らしいのですけれども、何と言っても、チームの大黒柱として、プレーオフを通じて安定した働きをしたことが、高く評価されるべきでしょう。
 堂々たるMVPだと思います。

 ラプターズは「王者」ウォリアーズに完勝しました。

 ファイナルで観れば、2014年から2018年のNBAは「ウォリアーズの時代」でした。
 今回の優勝が、「ラプターズの時代」の到来を意味するものなのかどうかの判断は、来季のプレーオフを待たなくてはならないのでしょう。


[6月13日・トロピカーナフィールド]
ロサンゼルス・エンゼルス5-3タンパベイ・レイズ

 第一打席で、今シーズン第8号ホームランを左中間スタンドにライナーで叩き込んだ大谷選手は、第2打席で左中間2塁打、第3打席に1塁手の頭上を抜ける3塁打(スライディングしなくとも3塁を陥れたスタンドアップ・トリプル)と畳み掛け、第4打席をセンター前ヒットとして、サイクル安打を達成しました。4打数4安打での、綺麗な達成でした。

 日本出身プレーヤーとしてMLB史上初の「快挙」と報じられています。
 また、MLB史上326人目の記録とも報じられました。

 第1打席のホームランに良く現れていますが、「バットヘッドが下がらなくなって」きましたから、6月半ばに至って、大谷選手の調子が相当上がってきていると感じます。

 故障・手術明けのプレーヤーとして、5月7日に復帰した大谷選手ですけれども、当然のことながら、「試合に耐えうる体作り」「試合勘の回復」「長期連戦の移動負担への対応」「外角攻め・内角攻め・左投手起用の様な相手チーム・投手の大谷対策への適応」といった、とても難しい多くの課題に一歩一歩取組んできたのです。

 何しろ、舞台が世界最高のベースボールのフィールドですから、その困難さは半端なものではありません。いかに大谷選手を持ってしても、コンディションを上げて行くのは、とても難しいものだったと考えるのが妥当でしょう。

 5月の復帰当初は「バットヘッドが下がり気味」で、投球がそのバットの下に当たることが多かったため「凡ゴロ」の山を築いていた印象でした。

 これは、現役時代のイチロー選手や松井秀喜選手にも共通していると感じますが、「調子が良い時にはバットが地面と水平に振られているように観える」のです。
 これは、投球の高低にかかわらず「水平に観える」のが深遠なところです。

 大谷選手の復帰後2週間位までは、バットヘッドがかなり下がっていました。
 復帰後1ヵ月位で、だんだん上がり始めました。
 そして、このゲームの第1打席のホームランは、水平に近いスイングになっていたと感じます。「あとバットヘッドの太さ1本分位・10cm位」バットヘッドが上がって出てくるように観えてくれば、完全復調なのではないかと、勝手に考えています。
 頭書のサイクル安打は、完調まであと少しというところで実現されているのでしょう。

 少しずつ、しかし着実に、自らのコンディションを良い方向に持って行き、その途中経過時期・まだまだ調子が上がっていない時期においても、ホームランを始めとして相応の成績を残しているところ、そして「完全復帰に向けての努力中の苦労・苦心をファンには少しも感じさせない」ところが、大谷翔平選手の凄いところだと思います。

[6月12日・準決勝・スタッドドラットル(フランス)]
日本2-2メキシコ(PK戦5-4で日本の勝利)

 90分の戦いの中で、2度リードを許した日本チームが、2度追いつき、ペナルティーキックPK戦で勝利を捥ぎ取りました。
 U-22日本代表チームとしては、史上初めての決勝進出となり、6月15日、U-22ブラジル代表チームとのゲームに臨むことになります。

 所謂「オリンピック世代」のチームとして、本当に素晴らしい戦いを演じてくれていると思います。

 前半を0-0で折り返しての後半5分、メキシコ代表チームのヘスス・ゴディネス選手にヘディングシュートを決められた時には、やや苦しい試合になるかと思われましたが、後半27分、相馬勇紀選手がメキシコゴール前の攻防からシュートを決めました。
 日本チームの波状攻撃、連続シュートが実ったのです。

 ところが、後半41分エドゥアルド・アギーレ選手に再びヘディングで押し込まれ2点目を喫しました。
 メキシコチームのクロスからのヘディングは、クロスの精度といい、シュートの威力・正確さといい、とてもハイレベルなものでした。トゥーロン国際大会の上位常連チームの強さと言っても良いのでしょう。

 失点の時間帯からしても、さすがに万事休したかに観えましたが、後半44分、自陣からのパスを受けた小川航基選手が、ゴールキーパーとの1対1からメキシコゴール右隅に冷静に流し込み、再び同点としたのです。
 U-22日本代表チームの高い技術力・精神力を示す、美しいゴールでした。

 2-2の同点からのPK戦も互角の様相でしたが、メキシコの4人目のキックが、ゴール向かって左のポストに当たって跳ね返り、ゴールはなりませんでした。

 両チームが持ち味を存分に発揮した好ゲームでした。
 最後は、サッカーの神様が勝敗を決めた様にも感じられました。

 さて、U-22日本代表チームは、グループステージGS緒戦でイングランド代表チームを2-1で破り、第2戦でチリ代表チームに6-1と大勝、第3戦のポルトガル代表チームとのゲームは0-1で落としましたけれども、圧倒的な得失点差でグループ1位となり決勝トーナメントに進出し、準決勝を勝ち抜けたのです。

 そして、ブラジル代表チームと「世界一」を争うこととなりました。
 会場のスタッドドヌールは、GS第2戦でチリに大勝した、いわば相性の良い舞台です。

 若きカナリア軍団を相手に、思う存分戦っていただきたいものです。
[6月12日・札幌ドーム]
日本ハム2-1広島

 9回表、広島カープの攻撃。
 日本ハムのマウンドは石川直也投手。
 広島は、先頭の鈴木誠也選手がライト前ヒットで出塁し、バントで送って1死2塁、同点のチャンスを創りました。
 続く、磯村嘉孝選手は空振りの三振。
 続く、小窪哲也選手が四球を選んで、2死1・2塁とカープにとっては逆転を狙える形となりました。
 そして続く、會澤翼選手は強い当たりの3塁ゴロ、これをファイターズの平沼翔太選手が捌いてゲームセットとなりました。

 この間、各打者は良く粘り、石川投手はフォークボールとストレートを巧みに配して、手に汗握る攻防が続いたのです。
 緊張感あふれる終盤でした。

 そしてこの間、この試合に先発した吉田投手の様子、ベンチ内での様子も度々映し出されました。
 平静な様子に観えましたが、当然のことながら緊張していたのでしょう、ゲームセットの瞬間は「ホッとした」様子でした。

 セントラルリーグ首位を走る広島カープ相手の試合でもあり、終盤に逆転されても何の不思議も無かったギリギリの戦いでしたが、ここを凌ぎ切ったところに、吉田投手の「星の強さ」を感じると言ったら、やや大袈裟な見方でしょうか。

 さすがに、「もってる」のでしょう。

 5イニング・84球を投げて、被安打4、奪三振4、与四死球2、失点1という立派な初登板でした。
 そして、リリーフ陣の好投やバックの好守備もあって、「初勝利」にも結び付いたのです。

 昨夏の甲子園大会と同様に、「ホップするように見えるストレート」は、今回はプロの世界でも通用しました。(本ブログの2018年8月22日付の記事「[夏の甲子園2018] 金足農・吉田輝星投手の投球は21cmも上に到達する。」をご参照ください)
 今後の相手打者・相手チームの研究・慣れを乗り越えて、このストレートでどこまで戦って行けるのか、本当に楽しみです。

 最後の打者、會澤選手の3ゴロを平沼選手が捌き、ゲームセットとなった瞬間の、日本ハムのキャッチャー・石川完選手のバンザイが、チーム全体の喜びを表現していた好ゲームでした。
[2019年6月11日・エンゼルスタジアム]
ロサンゼルス・エンゼルス5-2ロサンゼルス・ドシャース

[2004年6月19日・ドジャースタジアム]
ニューヨーク・ヤンキース6-2ロサンゼルス・ドジャース
(MLB日本人対決・第1号ホームランが生まれたゲーム)

 ドジャースの前田健太投手が先発したインターリーグの1戦、6月11日のエンゼルス戦の1回裏、エンゼルスの3番DH・大谷翔平選手が、右中間スタンドにホームランを放り込みました。

 前田投手の失投というか、甘く入った変化球をキッチリと弾き返した、大谷選手にとって快心の当りであったと思います。
 このホームランは、初速が174km/h、飛距離が127mと報じられています。
 2019年シーズンの大谷選手のホームランの飛距離は2018年と比べてやや落ちていますが、どうやら「強振」していないように観えます。
 このホームランも、しっかりと芯で捕えていて、スイング自体は「軽く」振っているようにさえ観えました。「強振せずに右中間スタンドに運ぶ」というのは、2019年シーズンの大谷選手のテーマのひとつなのかもしれません。

 さて、冒頭に2004年のインターリーグ、ドジャースとヤンキースの試合結果を表記しました。
 このゲームの1回表、ヤンキースの松井秀喜選手が、ドシャース先発の野茂英雄投手からホームランを放ったのですが、このホームランが「MLBにおける日本人選手対決の第1号」だったのです。

 野茂投手の投じたフォークボールを上手く拾い上げた印象の打球は、ライトポール際ギリギリに入る3ランホームランとなったのです。結局この3ランを含めて1回に4点を挙げたヤンキースが、この試合を押し切っています。

 松井選手にとっては2004年シーズンの第12号ホームランでした。
 6月19日時点で12号ですから、やはり長距離ヒッターとしての存在感を示していたことになります。

 一方、この試合の5回裏に、野茂投手もレフトスタンドにホームランを放っています。
 「ガツン」と打った感じの、飛距離十分のホームランでした。

 「MLB日本人選手第1号ホームラン」という記録、「永遠不滅の大記録」保持者・野茂投手の意地の一発というところですが、野茂投手は打つ方でも素晴らしい能力を保持していたことがよく分かります。

 MLB日本人対決の組合せは、他にも色々と可能性があったのでしょうけれども、「野茂VS松井」という、重量級対決というか、看板選手対決から「第1号」が生まれていることは、「いかにも」という感じもします。

 確かに、MLBの日本人投手として最も多くの勝ち星を挙げている野茂投手と、日本人野手として最もホームランが似つかわしい打者の松井選手の対決から、「日本人対決・第1号」が生まれるのは、自然な感じがしますが、この件については、どうやらそうでも無さそうです。
 というのは、ドシャースとヤンキースの対決は、21世紀においては滅多に観られないものだったからです。

 もともと、東海岸を代表するチームであるヤンキースと、西海岸を代表するチームのドジャースは、20世紀においては11度もワールドシリーズで相まみえ、激闘を繰り返していたのです。「MLBの看板カード」といっても良い存在だった訳です。
 ところが21世紀になってからは、ドジャースがなかなかワールドシリーズに進出できないこともあってか、リーグの異なる両チームの対戦はめっきり少なくなっていたのです。(毎年のインターリーグでも相手リーグのどのチームと当たるかは、様々な要素により決められますので、ヤンキースとドジャースの対戦が長い間組まれなかったということになります)
 冒頭の2004年6月19日のゲームは、何と「24年振りのドジャースVSヤンキース」の一戦だったのです。

 その「滅多に戦うことが無いチーム同士の対戦」において、先発投手のローテーションも合って、当然ながら「たまたま」松井VS野茂が実現し、その第1打席で松井選手がホームランを打ったというのですから、これは野球とベースボールの神様が組み上げた「奇跡の一発」と観た方が良さそうです。

 松井選手は、このゲームの第2打席・第3打席で連続三振を喫しています。野茂投手のフォークにきりきり舞いという印象でした。
 野球・ベースボールを通じて圧倒的な威力を魅せた「野茂のフォーク」は、なかなか打てないものなのです。(そうでなければ、両リーグでのノーヒッターなど達成できる筈が有りません)

 その「野茂のフォーク」を、松井選手は第一打席でホームランにしています。
 おそらくは「ボール1~2個分高めに来たフォーク」だったのでしょうが、それでもキャッチャーまで届くときにはワンバウンドしそうな投球を拾い上げた松井選手の打撃は、対野茂英雄ということであれば、「生涯最高のスイング」だったのかもしれません。

 さて、話を2019年に戻します。

 6月11日のゲームで、大谷選手が前田選手から放ったホームランは、「MLB日本人対決・第8号」と報じられました。
 「16シーズン・15年間で8本目」なのですから、やはり、日本人対決でホームランを観るのは、何時の時代も至難の技ということなのでしょう。

 現在、野手の日本人プレーヤーでレギュラーを張っているのは大谷選手だけです。
 
 「日本人対決」の機会を増やすためにも、日本人野手のMLB挑戦が増えてほしいものだと改めて思います。(1ファンの勝手な要望です)
 第46回コパ・アメリカ(南米選手権)大会は、2019年6月14日~7月7日、ブラジルを舞台に開催されます。
 コパ・アメリカ2019ブラジル大会です。

 今大会は、南米サッカー連盟に所属する10か国の代表チームと、ワールドカップ2022の開催国カタール代表チーム、そして我らが日本代表チームの12チームが参加します。

 グループステージの組分けは、以下の通り。

[グループA]
・ブラジル
・ボリビア
・ベネズエラ
・ペルー

[グループB]
・アルゼンチン
・コロンビア
・パラグアイ
・カタール

[グループC]
・ウルグアイ
・チリ
・エクアドル
・日本

 このグループステージの各組2位以上に、各組3位の3チームの内上位2チームの、計8チームが決勝トーナメント・ノックアウトステージに進出することになります。
 決勝は、7月7日、ブラジルサッカーの総本山・マラカナンスタジアムで行われます。
 
 日本チームの参加も注目されますが、やはり「メッシのアルゼンチン代表チーム」が、主要国際大会で初めて優勝できるかどうか、が今大会最大の見所でしょう。

 21世紀における世界最高のフォワードFWプレーヤーとして、クリスティアーノ・ロナウド選手と共に「双璧」とされる名プレーヤーです。
 リオネル・メッシ選手が、世界サッカー史上屈指の名FWプレーヤーであることに、異論を差し挟む人はとても少ないでしょう。

 さて、そのメッシ選手がナショナルチームを率いて、まだ主要な国際大会で優勝したことが無いのは、とても意外なことです。
 
 一方の雄、ロナウド選手も長く主要な国際大会で優勝できなかったのですが、2016年の欧州選手権(ユーロ)でポルトガルチームの中心選手としてついに優勝し、先日は第1回UEFAネーションズリーグも制しました。
 クリロナのポルトガルは、欧州サッカー史に輝かしい足跡を残しているのです。

 こうなると、残るはメッシのアルゼンチンということになるでしょう。

 6月7日、「メッシのアルゼンチンチーム」はニカラグアチームとの親善試合に臨み、5-1で大勝しました。メッシ選手も前半に2ゴールを挙げ、チームの勝利に貢献しています。

 どうやら、コパ・アメリカ2019に向けて、メッシ選手は好調をキープしているようです。

 2014年のワールドカップ・ブラジル大会と2015年のコパ・アメリカ・チリ大会では、メッシのアルゼンチンチームは準優勝しています。
 どちらの大会でも、決勝で敗れたメッシ選手には悔しさが溢れていました。
 特にチリ大会決勝において、チャンスを決め切れなかった時、チリゴール前の芝生に顔を埋めて、しばらく起き上がれなかったシーンは記憶に新しいところです。この大会の後、メッシ選手は一度「代表引退」を表明しています。
 その後、メッシ選手が代表チームに復帰したことは、皆さんご承知の通りです。

 今度こそ、7月7日のマラカナンスタジアムで、メッシ選手の満面の笑顔を観てみたいものです。

[6月9日・ポルトガル・ポルト]
ポルトガル1-0オランダ

 栄えある第1回UEFAネーションズリーグの優勝は、ポルトガルチームでした。
 この大会が続く限り、第1回大会優勝チームは永遠に語り継がれることでしょう。

 アウェイのオランダチームがどのような戦いを繰り広げるのか注目された試合でしたが、内容を観る限り、ポルトガルチームが「押し続けた」ものとなりました。

 前半のシュート数、ポルトガル11:オランダ1に端的に現れているように、ポルトガルが攻め立て、オランダが守る展開となりました。
 ポルトガルチームは、ウィリアム・カルバリョ選手やジョゼ・フォンテ選手、ブルーノ・フェルナンデス選手、そしてクリスティアーノ・ロナウド選手らがシュートを浴びせかけましたが、オランダチームのディフェンスDF陣が良く守りました。

 特に、ゴールキーパーGKのヤスパー・シレッセン選手の好セーブは、オランダチームの危機を何度も救いました。

 攻めに攻めるポルトガルチームに先取点が入ったのは後半15分、ゴンサロ・グエデス選手の強烈なミドルシュートがオランダゴールに突き刺さりました。ベルナウド・シウバ選手からのパスを見事に生かしたのです。
 さすがのGKシレッセン選手も、如何ともしがたいシュートでした。

 この後、オランダチームも反撃に出ましたが、ポルトガルのゴールを割ることは出来ず、ポルトガルがこのまま押し切りました。

 オランダの戦略としては、後半30分までは0-0を堅持し、ラスト15分で乾坤一擲の攻めを披露するものだったように感じられますが、オランダがこれ程に守備的なゲームを展開した理由には、以下のようなものが考えられます。

① ポルトガルチームの完全なホームゲームであったこと

 あたりまえのことですが、観客の大声援がポルトガルに勢いをもたらすのです。

② 準決勝から中2日のオランダと中3日のポルトガルの疲労残りの差

 オランダチームは6月6日に準決勝、それも延長戦を戦い、ポルトガルチームは6月5日に「快勝」の準決勝を戦っています。このレベルのチームにとって、この1日+αの差は、フィジカル面でとても大きなものでしょう。
 オランダとしては、ラスト15分に勝負をかける為に「力を貯める」ことにしたのではないでしょうか。

③ クリスティアーノ・ロナウド選手の存在

 好調な時のロナウド選手は、普通の一流選手(変な言い方ですが)なら得点確率20%位のシュートを80%に引き上げる力を発揮します。「手が付けられない存在」なのでしょう。
 このゲームでも、オランダのファン・ダイク選手らが、ロナウド選手を止める為に腐心していました。
 しかし、現在のポルトガルチームは、ロナウド選手が抑え込まれた時の戦い方を熟知しています。オランダにとっては、とても難しい戦いだったことでしょう。

 2016年の欧州選手権(ユーロ)を制したポルトガルは、2019年にネーションズリーグも制しました。「欧州NO.1」の座を、より強固なものにした形です。

 「フェルナンド・サントス監督のポルトガル代表チーム」の完成度は、とても高くなっています。

 ユーロ連覇に向け、ポルトガルの戦いが続きます。

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